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航空歴史館 日本におけるベル47系ヘリコプター研究

警備隊→海上自衛隊

警備隊→海上自衛隊のべル47系ヘリコプター
・ 警備隊→海上自衛隊のべル47系略史

 後に海上自衛隊となる警備隊は、1950年朝鮮動乱に参戦する国連軍の穴を埋めるために警察予備隊(後の保安隊→陸自、空自)に続いて創設されたものです。
 警備隊の艦艇面では横須賀などに地方総監部が置かれて旧海軍の残存艦と米軍供与の艦艇でスタートし、航空面では館山航空隊が設けられ 、まずベル47D-1を4機を輸入して訓練を開始しました。

 館山航空基地は、まさに海上自衛隊航空の揺籃の地であり、それはベル47ヘリコプターから始まったのであります。ベル47系は、輸入機に続いて国産の47D-1、47G、47G-2、47G-2Aの4機種を導入し、海上自衛隊(1954年7月1日発足)を通じて全部で15機を使用しました。

 1974年からヒューズOH-6Jと順次交替して、1980年代までに全てが退役しました。なお、47G-2A 8751が砕氷艦ふじと初代しらせに乗って南極観測隊に同行した模様ですが、詳細は不明です。

1952/04/26 海上警備隊設置
1952/08/01 警備隊と改称
1953/04/01 当初予算に館山航空基地整備及びベル47D-1の予算計上
1953/08 ベル47D-1 1号機輸入 館山航空基地で訓練開始
1953/09/16 館山航空隊発足
1954/07/01 防衛庁設置 海上自衛隊発足
1955/09 川崎ベル47G 1号機購入
1961/09/01 館山航空基地に第211教育航空隊編成
1965/07 川崎ベル47G-2A 1号機購入
1974 ベル47系をヒューズOH-6J(後にOH-6D)と順次置き換え
1995 ベル47の全機用途廃止完了 

・ 警備隊→海上自衛隊のべル47系 15機の記号及び形式の変遷

製造番号 記号の変遷 型式の変遷
ベル659 館空-101 → JA8801 → 8721 ベル47D-1 → 47G
ベル660 館空-102 → JA8802 → 8722 ベル47D-1 → 47G
ベル661 館空-101 → JA8803  → 8723 ベル47D-1 → 47G
ベル665-9 館空-101 → JA8804  → 8724 ベル47D-1 → 47G
川崎1011 8725 川崎ベル47D-1 → 47G
川崎1019 JA8806 → 8726 川崎ベル47G → 47G-2
川崎1020 JA8807 → 8727 川崎ベル47G-2
川崎522 8751 川崎ベル47G-2A
川崎523 8752 川崎ベル47G-2A
川崎528 8753 川崎ベル47G-2A
川崎529 8754 川崎ベル47G-2A
川崎530 8755 川崎ベル47G-2A
川崎531 8756 川崎ベル47G-2A
川崎532 8757 川崎ベル47G-2A
川崎533 8758 川崎ベル47G-2A

注 質問箱 海上自衛隊のベル47がJA(日本民間登録記号)を付けていた理由? も参照してください

 

警備隊→海上自衛隊のべル47系15機の経歴及び写真 は写真募集中


@ ベル47D-1 館空-101 JA8801 海自8721

1953/08/06 Bell47D-1  c/n 659 輸入 警備隊に引渡 館空-101
  G型に改造
1964/06/17 JA8801抹消登録 海上自衛隊8721
1968/11/27 第211教育航空隊で用途廃止

 


A ベル47D-1 館空-102 JA8802 海自8722

1953/08/06 Bell47D-1  c/n 660 輸入 警備隊に引引渡 館空-102
1954/07/01 JA8802登録
  G型に改造
1964/06/17 JA8802抹消登録 海上自衛隊8722
1963/07/30 館山沖で水没
1968/09/20 第211教育航空隊で用途廃止

 


B ベル47D-1 館空-103 JA8803 海自8723

1953/08/06 Bell47D-1  c/n 660 輸入 警備隊に引渡 館空-103
1954/07/01 JA8802登録
  G型に改造
1964/06/17 JA8803抹消登録 海上自衛隊8723
1963/07/30 館山沖で不時着水 水没
1963/09/20 第211教育航空隊で用途廃止

航空情報1963年9月号 国内ニュース (第201教育航空隊は211の誤り)


C ベル47D-1 館空-104 JA8804 海自8724

1953/08/30 Bell47D-1  c/n 665-9 輸入 警備隊に引渡 館空-104
1954/07/01 JA8804登録
  G型に改造
1964/06/17 JA8804抹消登録 海上自衛隊8722
1971/04/02 第211教育航空隊で用途廃止

館空-104の時代 世界の航空機1954年1月号 塗装は藍色


      

撮影1956年頃 大野芳希

D 川崎ベル47D-1 8725

1955/09/30 川崎ベル47D-1 c/n 1011 海上自衛隊に引渡 8725 館山航空隊
  G型に改造
1964/03/04 館山航空基地で墜落炎上
1964/04/30 用途廃止

酣燈社1969年刊 写真集自衛隊の航空機

航空情報1964年5月号 国内ニュース


E 川崎ベル47G JA8806 海自8726 

1955/09/30 川崎ベル47G c/n 1019 海上自衛隊に引渡 JA8806登録 館山航空隊
  G-2型に改造
1964/06/17 JA8806抹消登録  8726 第211教育航空隊
1971/12/15 第211教育航空隊で用途廃止

酣燈社1969年刊 写真集自衛隊の航空機


F 川崎ベル47G JA8807  海自8727

1955/09/30 川崎ベル47G c/n 1020 海上自衛隊に引渡 JA8807登録 館山航空隊
  G-2型に改造
1964/06/17 JA8806抹消登録 海上自衛隊に引渡 8727 第211教育航空隊
1971/06/30 第211教育航空隊で用途廃止

 


G 川崎ベル47G-2A 8751

1965/07/30 川崎ベル47G-2A c/n 523 海上自衛隊に引渡 8751  第101航空隊
  砕氷艦初代シラセ5002に搭載 シラセの就役は1983(第25次)〜2008(第49次)
1995/12/01 第51航空隊で用途廃止

シラセ飛行科 撮影1991/07/21 館山航空基地 geta-o

5002 シラセ艦上 撮影1992/10/10 堺泉北港 KUPANBA

第51航空隊 撮影1995/05/14 厚木基地 geta-o


 厚木航空基地格納庫 撮影2001/05/13 にがうり

 


H 川崎ベル47G-2A 8752

1965/08/28 川崎ベル47G-2A c/n 524 海上自衛隊に引渡 8752 第211教育航空隊
1981/07/10 第211教育航空隊で用途廃止
1983 安城市総合運動公園に展示
1983 撤去

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o

安城市総合運動公園 撮影1983/01/28   きゃっする


I 川崎ベル47G-2A 8753

1969/02/21 川崎ベル47G-2A c/n 528 海上自衛隊に引渡 8752 第211教育航空隊
1983/07/23 第211教育航空隊で用途廃止
  静岡県賀茂郡東伊豆町伊豆バイオパークに展示
  鹿屋航空基地史料館に展示

航空自衛隊浜松基地 撮影1972/11/15  geta-o

伊豆バイオパーク 撮影1986/10/13 山本晋介


海上自衛隊鹿屋航空基地史料館 撮影2005/04/28 KUPANBA


J 川崎ベル47G-2A 8754

1969/11/19 川崎ベル47G-2A c/n 529 海上自衛隊に引渡 8754 第211教育航空隊
1984/07/04 第211教育航空隊で用途廃止
  鹿児島県串良町平和公園に展示

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o


K 川崎ベル47G-2A 8755

1969/12/13 川崎ベル47G-2A c/n 530 海上自衛隊に引渡 8755 第211教育航空隊
1984/05/21 第211教育航空隊で用途廃止

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o

 


L 川崎ベル47G-2A 8756

1969/11/12 川崎ベル47G-2A c/n 531 海上自衛隊に引渡 8756 第211教育航空隊
1986/01-31 第211教育航空隊で用途廃止

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o


M 川崎ベル47G-2A 8757

1969/11/15 川崎ベル47G-2A c/n 532 海上自衛隊に引渡 8757 第211教育航空隊
1986/05/13 第211教育航空隊で用途廃止

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o


N 川崎ベル47G-2A 8758

1970/11/27 川崎ベル47G-2A c/n 533 海上自衛隊に引渡 8758 第211教育航空隊
1987/12/04 第211教育航空隊で用途廃止

撮影1973/12/02 館山航空基地 geta-o

 

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