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航空歴史館 開始19/01/08
追加19/03/16
 


テーマイラスト 古谷眞之助


協力者

興野博史、下郷松郎、戸田保紀、濱野博司、古谷眞之助、山内秀樹 、れある、A-330、Blue1、CTSsuga、ET、Gulf4、Kotobuki、KUPANBA、海上自衛隊  【まとめ佐伯邦昭 】

参考文献

航空情報、世界の航空機、酣燈社現用日本の航空機、文林堂オールカタログ自衛隊の航空機
US Navy and US Marine Corps BuNos

 

 更 S2F-1 技術ノート
1  三面図 2 諸元
3 プロペラ 4 車輪
5 脚確認用のミラー 6 ノーズカバー
7 胴体下面左側の爆弾倉 8 主翼下面のパイロン
9  MAD(磁気探知装置)   10 引込式水面監視レドーム
11 着艦フック 12 前方監視レーダー
13 スプリット式方向舵 14 サーチライト
 

 

目 次    各機の海上自衛隊在籍期間表  写真掲載49機 掲載率81.7%  白数字及び印 写真募集中  

  56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84  
4101     米へ返還 N219AK
4102                
4103                    
4104                
4105  

S2F-Cに改造

                     
9062     S2F-C      
4106            
4107     米へ返還 N216AK
4108     米へ返還 N217AK
4109            
4110  

S2F-Cに改造

                       
9061     S2F-C          
4111       米へ返還 N215AK
4112       米へ返還 N218AK
4113        
4114            
4115       長崎県福江島沖に墜落
4116            
4117       米へ返還 N212AK
4118                
4119       下総航空基地離陸直後に不時着大破
4120            
  56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84  
4121              
4122              
4123                    
4124       米へ返還 N213AK
4125              
4126            
4127              
4128                  
4129       米へ返還 N217AK
4130                    
4131    

1993年 鹿屋航空基地史料館に展示

 
    操縦席計器盤 空対地ロケット弾装着
4132          
4133        
4134       室戸市沖に墜落
4135          
4136                  
4137      

S2F-Uに改造

                           
9153         S2F-U        
4138                
4139          

4140

         
4141         千葉県沖に墜落
4142                      
4143          
4144          
4145         徳島沖でHSS-2と衝突墜落
4146         アメリカで展示中
4147            
4148                    
4149         三重県遠州灘に墜落
4150         木更津、徳島航空基地に展示
4151                      
4152         N214AK ?
4153         厚木基地付近に不時着
4154                    
4155          
4156         伊豆大島近海に墜落
4157         N221AK
4158      

S2F-Uに改造

                       
9154                                   S2F-U          
4159      

S2F-Uに改造

                             
9152                             S2F-U        
4160      

S2F-Uに改造

                             
9151                             S2F-U        
  56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84  

 

S2F-1供与機の受領訓練

世界の航空機1956年10月号

 訓練に空母を使用するとあります。艦載機として開発された機体ですから当然ですが、空母を持ちえない日本では陸上基地からのみの運用となり、その制約は最後までS2F-1の欠陥のひとつとなっています。

 山内秀樹さんが1993(平成5)年にS2F関係者の会でアンケートを行い、その回答をまとめた文書(以下「山内S2F文書」という)の冒頭で「足の長いP2Vの配備の遅れを補うため空母供与の話しもあったように伺っている」と記しています。勿論、実現はしていませんが、最近の護衛艦の空母化の計画を聞くにつけ、62年前の興味深いニュースです。 (2019/01/08記)

     

S2F-1 4101 MDAP供与の初号機   01
1956/12/19  c/n477 BuNo136568g
1957/04 木更津基地へ泊着、追浜基地へ回送組立
1957/04/08 海上自衛隊へ供与 カ-4101 鹿屋航空基地第6航空隊に配備
1976/03/15 用途廃止 アメリカへ返還
1978/01/27 ALASKA AIRLINES  N219AK
2011/02/17  N219AK抹消登録

航空情報1957年7月号



第11航空隊(徳島) 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司



機雷マーク7個  第14航空隊( 厚木)  撮影1975 厚木基地 A-330

S2F-1 4102 02
1956/12/19  c/n478 BuNo136569g 
1957/04/08 海上自衛隊へ供与 カ-4102 鹿屋航空基地第6飛行隊に配備
1976/06/23 第14航空隊で用途廃止  厚木で解体

 提供 海上自衛隊


第12航空隊 撮影1964/05/16 岩国航空基地 佐伯邦昭



第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司



第11航空隊 撮影1973 那覇基地 A-330


第11航空隊 撮影1973 那覇基地 A-330


第14航空隊で用途廃止  厚木で解体 撮影1980/07/27 厚木航空基地 KUPANBA


 

S2F-1 4103 03
1957/01/15  c/n488 BuNo136578g 
1957/04/22 海上自衛隊へ供与 カ-4103 鹿屋航空基地第6航空隊に配備
1979/12/15 用途廃止 アメリカへ返還

 世界の航空機 1957年10月号

第14航空隊 撮影1975 厚木基地 A-330

 

S2F-1 4104 04
1957/01/17  c/n487 BuNo136579g 
1957/04/22 海上自衛隊へ供与 カ-4104 鹿屋航空基地第6航空隊に配備
1977/06/15 用途廃止

 第11航空隊 撮影1975 芦屋基地 Gulf4

 

 S2F-1 4105   S2F-C 9062
1957/02/19  c/n495 BuNo136586h 
1957/04/22 海上自衛隊へ供与 カ-4105 鹿屋航空基地第6航空隊に配備
1974/10/30 S2F-Cに改造 9062 第61航空隊配備
1982/01/22 用途廃止
 
S2F-1 4106 06
1957/02/18  c/n496 BuNo136587h
1957/04/22 海上自衛隊へ供与 カ-4106 鹿屋航空基地第6航空隊に配備
1981/07/10 用途廃止

第14航空隊 撮影1975 厚木基地 A-330


第11航空隊 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 KUPANBA

 
S2F-1 4107 07
1957/03/13  c/n503 BuNo136594h
1957/06/07 海上自衛隊へ供与 第51航空隊(下総)に配備
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還  N216Ak(未登録の模様)

ハ-4107(八戸) 撮影1959/07 松島基地 戸田保紀








 
S2F-1 4108 08
1957/03/18  c/n504 BuNo136595h
1957/06/15 海上自衛隊へ供与 第51航空隊(下総)に配備
1976/02/09 用途廃止 アメリカへ返還  N207Ak(未登録の模様)
   鹿屋航空基地に展示 (下郷資料)?

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司


第11航空隊 撮影1973 那覇基地 A-330

 

更 S2F-1 4109  09
1957/04/10  c/n511 BuNo136602h
1957/07/15 海上自衛隊へ供与 第11航空隊
1981/07/10 用途廃止 

新 第14航空隊 撮影1980/11 厚木航空基地 CTSsuga


撮影1980頃 八戸航空基地 Kotobuki

 
 S2F-1 4110  S2F-C 9061
1957/04/25  c/n512 BuNo136603h
1957/07/15 海上自衛隊へ供与 ト-4110
1973/12/21 S2F-Cに改造 9061 第51航空隊
1980/0616 用途廃止 
 
S2F-1 4111 11
1957/11/27  c/n569 BuNo1366601i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第13航空隊
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還 N215AK

撮影 八戸航空基地 Blue1

 

S2F-1 4112 12  
1957/11/27  c/n570 BuNo1366611i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第13航空隊
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還 N218AK

第14航空隊  撮影1963 厚木航空基地 濱野博司

「山内S2F文書」抜粋
・ 稲田 聡 離陸後の急速上昇はサマになるので、デモンストレーションでよく使った。
・ 望月 謙 発進時に、艦載機独特の強力なエンジンパワーにより、急激に座席シートに押し付けられる感触は快い体験として忘れられない。

 

S2F-1 4113 13
1957/12/19  c/n560 BuNo1366651i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第11航空隊
1984/05/21 用途廃止

第11航空隊 撮影1980 陸上自衛隊高游原分屯地 興野博史



火山灰を吹き飛ばす 第11航空隊 撮影1984/01/23 鹿屋航空基地 Gulf4

 

S2F-1 411414
1957/12/19  c/n560 BuNo136656i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第14航空隊
1982/05/17 用途廃止

第11航空隊 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 KUPANBA

 

 S2F-1 4115 15
1957/12/21  c/n580 BuNo136657i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第11航空隊
1977/04/21 長崎県福江島沖に墜落
 
航空ジャーナル 1977年7月号

「山内S2F文書」抜粋
・ 江上純一 当時のMADの性能上低空程能力が発揮できたが、安全高度として昼間100ft、夜間150ftと定められていた。低高度における事故が多かったことも思い出される。
・ 石川廸郎 腋の下に汗をかいたことも幾度か。最低高度が定められていない初期には電波高度計で20〜50ftの飛行も!

 

S2F-1 4116 16
1957/12/19  c/n590 BuNo136681i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第11航空隊
1982/0701 用途廃止

第14航空隊 撮影1977/08 八戸航空基地 Blue1

 

 S2F-1 4117  
1957/12/17  c/n578 BuNo136691i
1958/03/01 海上自衛隊へ供与 第11航空隊
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還 N212AK

 

S2F-1 4118 18
1957/12/30  c/n579 BuNo136670i
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第14航空隊
1980/07/25 第11航空隊で用途廃止

第11航空隊 用途 後 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 KUPANBA

 

 S2F-1 4119 19
1957/12/30  c/n580 BuNo136671i
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第51航空隊
1967/02/10 下総航空基地離陸後不時着大破

航空情報1967年4月号

 

S2F-1 4120 20
1958/01/09  c/n581 BuNo136672m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第51航空隊
1982/02/26 用途廃止

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司 


撮影1968頃 大阪国際空港 濱野博司


第14航空隊 撮影1980/07/27 厚木航空基地 KUPANBA


第11航空隊 撮影1981/05/05 岩国航空基地 佐伯邦昭

 

 S2F-1 412121
1958/01/09  c/n582 BuNo136673m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4121
1981/07/10 用途廃止

第14航空隊 撮影1981/02 厚木航空基地 CTSsuga

 
S2F-1 4122 22
1958/01/17  c/n583 BuNo136674m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4121
1981/07/10 用途廃止

第14航空隊 撮影1980/10/10 木更津駐屯地 KUPANBA


第14航空隊 撮影 浜松基地 A-330

 

S2F-1 4123 23
1958/01/24  c/n583 BuNo136675m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第13航空隊
1978/05/22 用途廃止

第204教育航空隊 撮影1968 大阪国際空港 濱野博司



第14航空隊 撮影1975 厚木基地 A-330

 
S2F-1 412424
1958/01/23  c/n583 BuNo136676m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第13航空隊
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還 N213AK

第12航空隊 撮影1968/05 八尾空港 濱野博司

第12航空隊 撮影1970/05/16 岩国航空基地 Gulf4

S2F-1 412525
1958/01/24  c/n583 BuNo136677m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4125
1981/09/24 用途廃止

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司

 
S2F-1 4126 26
1958/01/30  c/n587 BuNo136678m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4126 
1982/10/27 用途廃止

ト-4126(徳島) 撮影1960/09/18 東京国際空港 ET




第14航空隊 撮影 浜松南基地 A-330


「山内S2F文書」抜粋
・ 谷本惣平  S2Fで何とも痛快なのは、翼を折りたためることだ。

第11航空隊 撮影1979/11/17 入間基地 KUPANBA

S2F-1 412727
1958/02/06  c/n588 BuNo136679m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第12航空隊 
1981/07/10 用途廃止

第11航空隊 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 KUPANBA

 
S2F-1 4128 28
1958/02/11  c/n589 BuNo136680m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 第12航空隊 
1979/10/22 用途廃止

第14航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330


山内S2F文書」抜粋
・ 望月 謙  潜水艦乗員から、低空で不意に現れ攻撃してくるので油断できないと言わしめたことは、全乗組員の勲章である。

第14航空隊で用途廃止  厚木で解体 撮影1980/07/27 厚木航空基地 KUPANBA

 
S2F-1 412929
1958/02/20  c/n590 BuNo136681m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4129  
1977/01/17 用途廃止 アメリカへ返還 N217AK

撮影1960  (写真提供の方ご連絡ください)

 
S2F-1 4130 30
1958/02/12  c/n591 BuNo136682m
1958/04/15 海上自衛隊へ供与 ト-4129  
1978/03/31 用途廃止

用途廃止後 撮影1981/03/29 興野博史

S2F-1 4131  操縦席 ロケット弾装備             31
1958/09/29  c/n631 BuNo136722p
1958/11/24 海上自衛隊へ供与 ト-4131  
1984/05/21 第11航空隊で用途廃止
1993/07 鹿屋航空基地史料館に展示

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司


操縦席 撮影 鹿屋航空基地 興野博史



 
アナログの旧式なところが時代を感じさせますが、何と灰皿それもかなり使った感があるのが写っています。長時間のフライトでは一服も何よりの息抜きだったのでしょう。パイロット、コパイ席も殆ど変わりません。


 天井にスロットルレバーがあり、P2V等も一緒で、当時はそう珍しい配置ではなかったようです。またパイロットの前のウインドウには照準用の目盛りが書いてありますが、これは外の棒状のサイトと共に使用しますが、原始的なわりに命中率は良かったと聞いたことがあります。

「山内S2F文書」抜粋
・ 藤田 勉   命中率は抜群。但しP2Vのように照準器はなく、単に目安となる棒が一本あるだけというもの。これで目標のスモークマークの根元にすぱすぱ撃ち込んだ。


空対地ロケット弾装備 用廃寸前 第11航空隊 撮影1984/01/23 鹿屋航空基地 Gulf4 

 41134131は部隊解散が年度末に迫り、「秘密はないから何でも撮って」の環境で撮らせてもらいました。 ロケット弾も残弾消化とかで、在庫を数えながら発射していた記憶があります。この時には飛行可能なS2F4機だったかな。


鹿屋航空基地史料館 撮影2005/04/28  KUPANBA

S2F-1 4132 32
1958/09/29  c/n632 BuNo136723p
1958/11/24 海上自衛隊へ供与 ト-4132  
1983/07/01 第11航空隊で用途廃止

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司


 

 S2F-1 4133
1958/09/29  c/n633 BuNo136724p
1958/11/24 海上自衛隊へ供与 ト-4133  
1984/05/21 第11航空隊で用途廃止
 S2F-1 4134 34
1958/09/29  c/n634 BuNo136725p
1958/12/21 海上自衛隊へ供与 ト-4134
1962/11/08 室戸市沖に墜落

航空情報1963年1月号

 

S2F-1 4135 35
1958/10/09  c/n638 BuNo136729q
1958/12/21 海上自衛隊へ供与 ハ-4135  
1983/11/01 第14航空隊で用途廃止

第12航空隊 撮影1967頃 大阪国際空港 濱野博司



第14航空隊 撮影1979/05/27 下総航空基地 KUPANBA


撮影1980/09/20 厚木航空基地 ET

 S2F-1 4136
1958/10/17  c/n639 BuNo136730q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 ハ-4135  
1980//03/17 第11航空隊で用途廃止
S2F-1 4137  S2F-U 9153 37
1958/10/13  c/n640 BuNo136731q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第204航空隊  
1972/10/26 U型に改造 9153 第61航空隊
1981/09/24 用途廃止

S2F-U 第61航空隊 撮影1975 厚木基地 A-330

 

 

S2F-1 4138 38
1958/10/13  c/n641 BuNo136732q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第14航空隊  
1981/11/27 用途廃止

第14航空隊 撮影1975 厚木基地 A-330


第14航空隊 撮影1981/05/24 小牧基地 KUPANBA

 S2F-1 413939
1958/11/12  c/n646 BuNo136736q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第14航空隊  
1984/01/31 用途廃止

第11航空隊 撮影1982/11 鹿屋航空基地 CTSsuga

S2F-1 4140  40
1958/11/05  c/n645 BuNo136737q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第12航空隊  
1984/02/23 用途廃止

第12航空隊 撮影1966/05/22 岩国航空基地 佐伯邦昭

第12航空隊 撮影1982/11/14 浜松基地 KUPANBA

 S2F-1 4141 41
1958/11/12  c/n647 BuNo136738q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第11航空隊  
1969/08/20 千葉県の野島崎沖で墜落

航空情報1969年11月号

 
S2F-1 4142 42
1958/11/13  c/n648 BuNo136739q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第14航空隊  
1978/09/21 用途廃止

第14航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330

S2F-1 4143 43
1958/11/02  c/n649 BuNo136740q
1959/01/31 海上自衛隊へ供与 第13航空隊  
1984/02/23 用途廃止

第11航空隊 撮影1982/11/03 入間基地 A-330

 
S2F-1 4144 44
1958/12/19  c/n652 BuNo136743r
1959/03/12 海上自衛隊へ供与 第51航空隊  
1984/02/23 用途廃止

第51航空隊 撮影1968/05/19 岩国航空基地 佐伯邦昭


MAD、水面監視レーダー、着艦フック引き出し 

第11航空隊 撮影1981/12 新田原基地 興野博史


御岳山をバックに  第11航空隊 撮影1977/10 鹿屋航空基地 興野博史


第14航空隊 撮影1978/11/03 入間原基地 A-330



第14航空隊 撮影1980/09/07 三沢基地 KUPANBA



第11航空隊 撮影1984/01/22 新田原基地 KUPANBA

 

 
 S2F-1 4145 45
1958/12/16  c/n653 BuNo136744r
1959/03/12 海上自衛隊へ供与 第11航空隊  
1967/01/16 徳島沖でHSS-2と衝突墜落

航空情報1967年3月号

 
S2F-1 414646
1958/12/17  c/n654 BuNo136745r
1959/03/12 海上自衛隊へ供与 第12航空隊  
1979/06/23 用途廃止 アメリカへ返還
  BuNo136745rに関するUS Navy and US Marine Corps BuNosの記述
136745 (MSN 654) to JMSDF as 4146. Not converted. Noted stored at Compton, CA, Nov 1983. Noted derelict at Hemet-Ryan, CA, May 1993. Preserved at the CDF Fire Attack Base memorial park, Hemet-Ryan, CA. Displayed as CDF tanker #70

第11航空隊 用途 後 撮影1981/04/19 徳島航空基地 KUPANBA


タンカー塗装で展示 撮影2018/03/11 Hemet-Ryan Airport Gulf4 


 Hemet-Ryan Airportのは、ロサンゼルスの東、マーチAFBの南東にある小さな飛行場です。州が運用する消防航空機がベースにしている一つで、飛行場の入口に展示してあります。Nナンバーも取得せずタンカーとして飛んだことはなかったとのことです。

S2F-1 4147 47
1958/12/18  c/n655 BuNo136746r
1959/03/12 海上自衛隊へ供与   
1983/11/01 用途廃止

第11航空隊 撮影1981/04/19 徳島航空基地 KUPANBA

 
S2F-1 4148 48
1959/01/09  c/n659 BuNo144699r
1959/03/12 海上自衛隊へ供与 第14航空隊  
1984/02/23 用途廃止

MAD、水面監視レーダー引き出し 第14航空隊 撮影1973/05/16 木更津航空祭 geta-o


第14航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司


第14航空隊 撮影 浜松南基地 A-330


第11航空隊 撮影1978/06/04 小松基地 KUPANBA


第11航空隊 用途 後 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 興野博史


 

 S2F-1 4149 49 48
1959/01/30  c/n660 BuNo144698r
1959/04/11 海上自衛隊へ供与   
1963/11/22  

航空情報1964年1月号

 
S2F-1 415050
1959/01/23  c/n661 BuNo144700r
1959/04/11 海上自衛隊へ供与 第11航空隊  
1976/06/14 用途廃止
  海上自衛隊木更津補給処を経て徳島航空基地に展示

第11航空隊 撮影1973 那覇基地 A-330


木更津補給処 撮影1993頃  シシオ


徳島航空基地 撮影2000/11/20 ELINT人












 

 
S2F-1 415151
1959/02/13  c/n662 BuNo144701r
1959/04/11 海上自衛隊へ供与 第13航空隊  
1978/03/31 用途廃止

144701r 撮影1959 グラマン社 


第13航空隊 撮影1966/07/31 松島基地 戸田保紀


第14航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330

 

 

S2F-1 415252
1959/02/19  c/n666 BuNo144705s
1959/04/11 海上自衛隊へ供与 第13航空隊  
1976/06/14 用途廃止 アメリカへ返還? N214AK 

第51航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司

用廃後 N214K表示 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 KUPANBA



N214K表示 撮影1981/03/29 鹿屋航空基地 興野博史

S2F-1 4153 53
1959/02/03  c/n667 BuNo144706s
1959/04/11 海上自衛隊へ供与 第51航空隊  
1973/06/20 厚木基地に進入中下降気流で電線に接触墜落

航空情報臨時増刷No259.写真集 自衛隊の航空機より

S2F-1 4154 54
1959/02/25  c/n668 BuNo144707s
1959/05/07 海上自衛隊へ供与 ト-4154  
1979/06/23 第14航空隊で用途廃止

第14航空隊 撮影1974/02/28 松島基地 伊藤憲一


第14航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330

「山内S2F文書」抜粋
・ 吉川正徳   初めて原潜と共同訓練をした時、そのスピードの速さに驚いた。MADで捕捉するのに4人が必死の努力をした。投下したスモークマーカーの間隔が長く、3000ヤードパターンからすぐに出てしまった。


第14航空隊 用廃後 撮影1980/07/27 厚木航空基地 KUPANBA



 

 
 S2F-1 4155
1959/02/25  c/n673 BuNo144712s
1959/05/07 海上自衛隊へ供与 第13航空隊  
1977/01/17 用途廃止 アメリカへ返還 N208AK

 

S2F-1 415656
1959/02/25  c/n674 BuNo144713s
1959/05/19 海上自衛隊へ供与 第14航空隊  
1976/02/02 第14航空隊 伊豆大島近海に墜落

第14航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司


第14航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330



航空情報1976年5月号

 

S2F-1 4157 57
1959/03/25  c/n675 BuNo144714s
1959/05/19 海上自衛隊へ供与 第11航空隊  
1977/01/17 用途廃止 アメリカへ返還 N221AK

第11航空隊 撮影徳島航空基地 1967航空情報別冊現用日本の航空機

 

 

S2F-1 415858
1959/04/20  c/n679 BuNo144718t
1959/05/19 海上自衛隊へ供与 ト-4158   
1973/10/26 ▼ U型に改造 9152 第61航空隊
1980/06/16 用途廃止

第204教育航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司

S2F-1 415959
1959/04/28  c/n680 BuNo144719t
1959/05/20 海上自衛隊へ供与 第51航空隊  
1973/10/27 U型に改造 9152 第51航空隊
1981/05/26 第51航空隊で用途廃止

第51航空隊 撮影1968/05/19 岩国航空基地 佐伯邦昭


第51航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司



S2F-U 第51航空隊 撮影1967 大阪国際空港 濱野博司

下面レドームがあった個所に標的曳航索のウインチを組み込んでいる。

 

S2F-1 416060
1959/04/28  c/n681 BuNo144720t
1959/06/20 海上自衛隊へ供与  第11航空隊  
1970/10/21 U型に改造 9152 第61航空隊
1981/11/27 第31航空隊で用途廃止

第11航空隊 撮影 大阪国際空港 濱野博司
 


S2F-U 第61航空隊 撮影1975 厚木航空基地 A-330


S2F-U 第31航空隊 撮影1979/05/05 岩国航空基地 KUPANBA


S2F-U 第31航空隊 撮影1980/05/03 岩国航空基地 KUPANBA

河口湖自動車博物館の機体 ナンバー不明

諸元
 

 S2F-1  技術ノート

1   三面図   諸元
  プロペラ   車輪
  脚確認用のミラー   ノーズカバー
  胴体下面左側の爆弾倉   主翼下面のパイロン
  MAD(磁気探知装置)   10 引込式水面監視レドーム
11 着艦フック 12 前方監視レーダー
13 スプリット式方向舵 14 サーチライト 

1  三面図



S2F-1の技術について 大石治生さんから

  S2Fのオーバーホールを行っていた会社のエンジニアが書いた航空宇宙学会誌の技術論文があります。PDFをダウンロード (9512K)をクリックすると全文が閲覧できます。
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsass1969/19/214/19_214_509/_article/-char/ja
 
S2Fは小さな機体に機器を詰め込み過ぎていて、胴体後部(センサーマン席後方)に搭載している無線機を取り出すにも数センチ動かしたら機器を何度傾けて更に数センチ動かすなどコツが必要だったそうで、重量の有る機器の場合は腕力勝負だったそうです。 

  S2Fは、ナイターが行われていた神宮球場上空を無灯火で飛行してUFO騒ぎを起こした機体もあったとか?

佐伯から : いい紹介をありがとうございました。
 私からもひとつ紹介をしておきます。岡崎拓生さんが3回にわたってS2F-1の思い出を綴っていますが、潜水艦追尾などの運用実際やアクシデントの話など、読みだすと止められませんよ。
     翔べ!海上自衛隊航空学生 − パイロット人生38年の航跡 −
          
http://www.jpsn.org/essay/msdf/3874/ 

 いろいろな文献が手軽に閲覧できるのはとてもありがたいですね。

 

2 諸元 (酣燈社現用日本の航空機による諸元
寸法 面積 重量
全幅 21.2m 主翼 45.1u 基本重量 8,200s
全長 12.9m 補助翼 1.8u   乗員 360s
全高 5.0m フラップ 9.1u   滑油 91s
水平尾翼幅 3.8m 水平安定板 7.1u 運航自重 8,650s
ホイールトラック 5.64m 昇降舵 2.4u   燃料 1,400s
    垂直安定板 4.6u   兵装 1,040s
    方向舵 2.2u 標準離陸重量 10,000s
        最大離陸重量 11,000s
発動機 燃料 滑油
ライトR-1820-82×2 MIL-G-5572 115/145 MIL-G-6082A
プロペラ 1,500L 400gal 95L 25gal
油圧定速フルフェザリング 3翔        

性能

最大速度 海面上 250kt 実用上昇限度 10,800m 航続距離
巡行速度 5000ft 160kt     最大燃料 1,150nm
哨戒速度  1500ft 130kt     標準燃料 840nm
        航続時間 8時間
兵装     離陸滑走距離
魚雷、爆弾、5inロケット 乗員 4人 地上 457m
        50ft 920m

3 プロペラプロペラ

ハミルトンスタンダード 油圧定速フルフェザリング3翔

4 車輪車輪

5 脚確認用のミラーミラー

6 ノーズカバーノーズカバー

機首整備点検用のドアか?

7 胴体下面左側の爆弾倉爆弾倉







爆弾倉への搭載武器 : 音響ホーミング魚雷Mk44×2 又は250ポンド爆弾×4 

「山内S2F文書」抜粋 爆弾の場合
・ 鈴木 真 間隔投下のタイミングをうまく設定すれば危害範囲の拡大という意味からも有効な武器であった。重量がかさむので離陸時の配慮、無投下で帰投時の着陸、デアーミング等に気を使った。

・ 望月 謙 「一番機命中‥の声を聞き」自機の順番でパイロットの「投下用意」でボンベイドアを開くのに続いて「投下」の号令で対潜爆弾が機体から後方へ去っていく様を見られるのは搭乗員の特権でもあった。

・ 藤田 勉 とにかく速度・高度を一定(190Kt 100ft)として勘に頼って投下したので、命中率はあまり高くなかったと思う

谷本惣平 吉川正徳 稲田 聰 水中爆発時の水柱の大きさの印象。

「山内S2F文書」抜粋 魚雷の場合

・ 田中秀夫 模擬魚雷といえども音波発信・聴音・バッテリー・操縦機構内蔵で非常に高価であり、回収が難しいので、あまり投下機会を与えられなかった。

・ 藤田 勉 浮上せず、紛失して、一週間近く捜索した思い出のほうが多い。

8 主翼下面のパイロンパイロン

パイロン吊り下げの武器 : 5インチHVARロケット弾、2.25インチSCARロケット弾 又は250ポンド爆弾 

「山内S2F文書」抜粋
・ 鈴木 真  ロケット攻撃のダイブは緊張感があり、攻撃機らしいと思えるアクションであった。HVARは2.25inより5inの方が重量感があり、命中率も高く、効果ありと感じていた。

・  望月 謙 機首を突っ込む瞬間のマイナスGの体感は忘れられない。海面がどんどん近づいてきてコパイが刻々と読み上げる声に続いて、パイロットの「発射‥」の掛け声と同時に両翼からゴーの爆音とともに紅炎の軌跡が尾を引いて海面に吸い込まれていく様は醍醐味であった。

・  田中秀夫 5インチHVAR発射回数少なく、もっぱら2.25インチSCAR。弾道大きくふらつき、さっぱり命中しなかった。

9  MAD(磁気探知装置)  MAD
10 引込式水面監視レドーム
11 着艦フック

「山内S2F文書」抜粋 MAD Sweep

・ 中条 文 4機編隊で海面上100ftを保持しながらスイープするMADの威力は特別なものがあり、S2F部隊だからできる戦術として多用し、潜水艦艦隊から恐れられていた。

・ 池邑正男 4機編隊のMADスイープは相互信頼が不可欠で、長時間やった後には戦友としての仲間意識が育ったものだ。

・ 稲田 聰 4機で一斉回頭時、必ず後流に入るので、極めて危険な戦術飛行だった。

「山内S2F文書」抜粋 水面監視レーダー

・ 池邑正男 S2Fはレーダーか目視しか捜索手段がないので、海面反射の除去にアンテナ部品の追加装備やレーダーマンの職人芸でレベルを維持したものだ。

・ 江上純一 当時としては分解性能がよく、天候不良時にレーダーマンの誘導で徳島に帰投したことがあった。対潜訓練では洋上低く波すれすれに飛ぶ鳥の群を捕捉し、潜水艦と間違えたこともある。

・ 藤田 勉 海軍時代からのレーダーマンは、ドラム缶やカモメなどを見分ける能力があった。

・ 望月 謙 炎天下にレドームの中で汗まみれになってアンテナ修理に熱中したことが懐かしい。

12 前方監視レーダー スキャナ ALD-3 ECM前方監視レーダー

「山内S2F文書」抜粋

・ 中条 文 広い範囲の周波数(1000MHz-11000MHz) を低速度でサーチする方式のため、レーダー使用を極限すると探知回数が少なくなり、就役後半の探知は激減し、能力は低下していたと思う。

・ 望月 謙 情報入電により、よじのぼって足を滑らせながら、Hi Lowアンテナの交換をしたことがある。

・ 横山仁志 対潜戦闘用には時代遅れであった。

・ 藤田 勉 よく探知したが、当時は潜水艦レーダーと漁船の周波数が似ていて、漁船の探知が多かった。

13 二分割のスプリット式方向舵方向舵

前半部はトリムの働きをする

「山内S2F文書」抜粋

・ 杉浦嘉義
 片発飛行は、ラダーアシストがあるため、極めて容易であった。スイッチ オンで尾翼の三分の一が方向舵と連動したからである。

・ 池邑正男
 Rudder Assist on   Prop Full   Incrase   Throttle Full   Mixtuer Rich ‥ 片発飛行でのパイロットのメモリーアイテムであり、退職してからも手が動いてしまう。 


れあるさんのレポート  S2F-1の二重方向舵  二重方向舵
「S2F-1の二重方向舵(Single Engine Rudder Assist)」をネットで検索していたら、S2F-1,-2のFlight Handbookが見つかりました。
http://www.avia-it.com/act/profili_daerei/libretti_velivolo/PA_libretti_PDF/S2F_1_2.pdf
 PDFの37/134から40/134にrudder control systemの説明があります。
 二分割式の方向舵は、後ろがラダー、前はラダートリマーという名称でした。ラダーは人力操舵で普通のラダーと同じように動きます。後縁に付いているタブはスプリングタブで操舵力を軽減します。

 ラダートリマーには2つの機能があります。トリマー機能とSERA(Single Engine Rudder Assist)機能です。
トリマー機能は飛行機の滑りを修正するもので、パイロットが操縦席からコントロールします。作動範囲は左右各々5度。SERA機能は操舵をアシストするもので、操縦席のSERAスイッチがオンのとき自動的にアシストします。150ポンド(68kg)の操舵力が必要なキビシイ状況でも、この機能がアシストすれば60ポンド(27kg)の操舵力で済むそうです。作動範囲は左右各々20度。

トリマー機能とSERA機能が同方向に最大になると、ラダートリマーは25度まで作動します。Flight Handbookの32ページ、Jがトリマー機能用の電動アクチュエータ、PがSERA機能用の油圧アクチュエータです。


追記  海上自衛隊S2F用途廃止後の写真
David JacksonさんのHP「 Grumman S2F Tracker Survivors」の「 My Marsh Aviation Tracker Photos」
http://grummantracker.com/marshphotos.htm
ここに写っているS2Fの大半が元海上自衛隊機のようです。

佐伯から : れあるさん、詳しい探索と調査に恐れ入ります。二重方向舵のことがよくわかりましたし、アリゾナ州のMarsh Aviation facility at Falcon Fieldでスクラップ化している旧海自のトラッカーは、1982年から84年にかけてアメリカへ直接返還されたものであることがわかりました。4113、4114、4132、4140、4143、4144などが確認できます。ありがとうございました。

 13 サーチライトサーチライト



光度は、7000燭光


 副操縦席のサーチライトグリップ


副操縦席のサーチライト操作装置


 

 
   続く