HOME・SITEMAP 日替わりメモ 質問箱目次
TOP
質問箱018 掲載14/10/20
追加16/05/11


この基地はどこでしょうか?

       

 

 ノースアメリカンT-6Dがいる風景、ここはどこの基地でしょうか? 佐伯邦昭 

第2操縦学校第1分校(矢の目基地)マーク 撮影1958/08〜1959/06の間  提供かんきち


 

 ハンガーの中に整備中のF-86がいるので、入間基地ではないかと判断しましたが、入間でこのようなハンガーを見たことがないというご意見(飛行浪人さん)と、それでは矢の目基地(仙台空港)や松島基地かというと、それもちょっと記憶にないというご意見(戸田保紀さん)を頂いています。

新 小牧か岐阜では?  2016/05/11 はねぶたさんから 

 格納庫内にいるのは水平尾翼と垂直尾翼の位置関係を見ていると86Dのような気がしますのでちょっと観察してみました。
   

 上反角の無い水平尾翼、操縦席下に開いているパネル形状(F型のガンベイドア付近)、上方へ開状態の風防から格納庫内の機体はF-86Dでしょう。シリアルナンバーは読めませんが、その上に何か描いてあるようにも見えます。黄シャチのような気もしますが、赤帯が無く円弧の一部とも取れる何かがある様にも見えます。

 すくなくとも尾翼に赤シャチではないので、D型配備初期の撮影としても矛盾はありません。撮影時期が正しいとすればF-86D配備開始の頃、第3航空団の新編(松島)、移動(小牧)と隷下の101飛行隊新編(岐阜)、移動(小牧)102飛行隊新編(小牧)あたりが期間に含まれ、可能性の高い場所として小牧、岐阜、松島が浮かびます。

 写真提供者のかんきちさんは小牧で撮影された初期のF-104Jも提供されている事と併せ、同じく小牧で撮影されたものではないかと考えます。

 第2操縦学校は松島で新編、昭和328月に宇都宮へ移動後も338月まで松島に臨時松島訓練隊を残しており、その臨時松島訓練隊が後に第2操縦学校第2分校として静浜へ移動、34年に現在の第11飛行教育団へ改称されている、ようです。

 で、その第11飛教団の尾翼マークが質問箱018T-6と同じに見えます。

 と言う訳で、T-6は移動間もない3空団へ(松島から?)用務飛行で飛来、この写真は「小牧では珍しい外来のT-6」を撮影したものだったのではないでしょうか。 

 どうもこの時期各基地とも大なり小なり戦後の再整備工事をしているようで、国土地理院の航空写真閲覧では背景と合致しそうな撮影場所を特定することが出来ませんでした。当時の小牧、岐阜をご存知の方が居られれば、と思います。

 以上、進展も証拠もありませんが可能性の提示ということで。