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空知郡中富良野町 中富良野森林公園

 

A1015 北海道 HOKKAIDO 中富良野森林公園 空知郡中富良野町
          

× 中富良野森林公園のロッキードF-104J 36-8510

36-8510の経歴 

1963/02/28

c/n3011 航空自衛隊に引渡

1982/03/30

第203飛行隊で用途廃止

 

中富良野森林公園に展示

2010/07/28

撤去  千歳基地へ搬入

 中富良野町観光課に聞いたとところ、機体内に水が入ったり、蜂が巣を作り子供が刺されたこともあり、亀裂も入りいつ壊れるかも判らないので危険と判断して、本年7月に千歳基地に戻したとのことです。
 なお、機体は、テレビの中継局(現在は地デジ富良野中継局)とは関係なく中富良野町が森林公園のために設置していたもので、その経緯は昔のことでよくわからないとのことでした。いずれにしろ、下記インターネット航空雑誌ヒコーキ雲上の 約百枚の写真が貴重なものとなりました。(2010/09/21記 磯村)

残された台座 撮影2010/09/22 磯村

 森林公園に隣接するラベンダー園

 9月なのでラベンダーは咲いていませんが、サルビアとマリーゴールドがきれいでした。冬になると町営スキー場になります。頂上にTVの中継アンテナが3基見られます。その後方の林の中にF-104がありました。
 


施設との関係について

 機体が置いてある施設は、HTBとUHBの共同の中継局です。開局は1981年1月なので、F-104Jは、用途廃止後すぐにここへ運ばれてきたと推定されますが、それを確認するまでには至っていません。なお、地上波のデジタル化に おいて、仮に、この建物を使うとすれば、はマルヨンも安泰だと思いますが、もし別の地域からの発信になってしまえば、ここの施設が必要なくなり、同時にF-104Jも消えてしまうのではないかと危惧されます。(2008/08/02記 NAYER)

2009/07/04の状況

 富良野の友人より「中富の送信塔で工事が始まった」と連絡をもらい、あのF-104Jが撤去されるのではと心配になり、見に行ってきました。
 中富良野町営スキー場・ラベンダー園のリフト山頂駅脇にあるNHKの送信設備はアンテナ交換の最中でした。もしや民放もこちらで共同利用か?と不安になりました。

撮影2009/07/04 NAYER

しかし、キャンプ場への坂を上るとマルヨンの機影が見え、放送設備もそのままありました。

 アンテナそのものはデジタル用になっていましたが建物は外観を綺麗に塗り替えただけでかわりなく、この施設を使っていたUHF2波(HTB・UHB)に加え、VHF2波(HBC・STV)もここの設備を使うようになっていました。富良野地区で放送をしていないTvh(テレビ北海道)以外の道内民放4社が共同で利用するということで、建物のドア脇に新たに4社のロゴが入っていました。

 
 マルヨンについても設備更新工事の妨げにならないよう配慮されておりました。これで少なくとも今年いっぱいはマルヨンも大丈夫でしょう。ただ、機体の傷みは進行しており、手入れをしない限りあまり長くは持たないかとも思われます。今回は細部も撮影してきました。
                    (2009/12/22記 
NAYER クローズアップ写真はG2009年の状況へ)


左への傾き観察 2008/07/31編集

@ 1995年7月 見学台があり、正常に設置されている

A 8年後 2003年4月 明らかに左へ傾いている

B 9年後 2004年6月 

C 9年後 2004年6月 

D 12年後 2006年6月 

  撮影時、小一時間ここでじっくり眺めて出た結論は、冬場の積雪によって左脚が変 形、 もしくは
ダンパーが沈み込んだということでした。95年当時にあったピトー管も折 損しており、 保存状態
は徐々に悪化しているので、ここから消えてしまうのも時間の問題でしょう か? NAYER

 

E 13年後 2007年6月 


以下、各年の詳細


@ 1995年の状況

撮影1995/07/28  NAYER

 機体を跨ぐように見学台が設置されていました。その台から写真も1枚だけ撮りりました。しかし、なぜ後ろ側しか撮らずに前を撮らなかったのか疑問ですが、確かここから前を見たら風防が汚れていたか、操縦席が汚れていたかで撮影するにはふさわしくないということで省略したような記憶があります。


 

A 2003年の状況 撮影2004/04/25  Riki









 

B 2004年の状況 撮影2004/06/13  TRON











 

C 同じく2004年の状況 撮影2004/06/16  Riki


微笑ましい風景 エアインテイクダクト内の点検用ドアにシジュウガラの巣

 F-104のエアインテイクダクト内の点検用ドアは、18本のボルトをはずして、上下二つの「FINGER HOLE」を指で押して開けるようになっているみたいです。 その下のボタンが無くなっているためシジュウガラの格好の玄関と化しました。人間様の出入りは難儀な作業でしたが、小鳥にとっては大きな鳥や蛇などの外敵には絶対に襲われない超安全巣箱です。
  左の写真は世界の傑作機104ロッキードF-104J/DJ栄光 P119から転載、櫻井定和さん及び世傑編集部の許可済み


主翼前縁の鋭い半径を実感                                                  ベントラルフィン 腹びれ


右主脚

パーツの銘板

 

D 2006年の状況

撮影2006/06/10  TRON

 見たところ、ピトー管を除いて壊れたところは無いようですが主翼付け根下側に落書きが1ヶ所ありました。また、あまり見る人もいないようで、機体には土埃や木の葉が積もっている場所もありました。




 

E 同じく2006年の状況 撮影2006/06/12 NAYER













 

F 2007年の状況 撮影2007/06/09  TRON







 

G 2009年の状況  8撮影2009/07/04 NAYER 





 

ピトー管の折損と主脚の沈み込みとで用をなさなくなった危険防止リング


インテーク内部、ここがなぜ導入当時機密事項になっていたのかがよくわかりません







 後部エンジンノズル部分は赤い板でふさがれているのですが、ここに数字を何度か書いたり消したりした痕跡があり、一番新しいものは62・8となっておりました。もしかしたら、昭和62年8月にこの場所で整備を受けているということでしょうか?だとすれば、それ以降は一度も整備されていないということでしょうかね?







 AOAセンサーは左右とも折損しています。しかし、残った部分を手で触ってみたところ、まだ動きました。
ということは、自然に(雪の重みや折枝などがぶつかって)折れたものではなく、誰かがイタズラをして折ったとしか思えません。屋外展示(放置)機の宿命でしょうか。R99ロッキードF-104のAOA(迎角)センサー 参照)








キャノピー開放ハンドル部分を閉鎖している鉄板

                       
 

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