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大津市 陸上自衛隊大津駐屯地 展示機
ノースアメリカンF-86Dについて  シリアルナンバーの疑問
無責任な説明板
 

:現地に展示中のもの ×:過去のもの :現状不明

A5201-03 滋賀県大津市 陸上自衛隊大津駐屯地
         Shiga Army Camp, Otsu City, Shiga Prefecture
陸上自衛隊大津駐屯地  2007/05/20の状態 吉田家

展示機の位置が変更されて、F-86Dの他にF-1が追加されていました。

 

◎ ノースアメリカンF-86D 14-8222 航空自衛隊最終号機

14-8222の経歴

1961/03/08 c/n190-828 航空自衛隊へ引渡 (航空自衛隊最終号機) US52-10103 
1968/02/18 用途廃止
  木更津を経て大津駐屯地に展示 

 1980年 シリアルナンバーの疑問参照 

 撮影1980/05 KUPANBA




2003

2003/05/24 Ogurenko 小牧基地第3航空団第102飛行隊のエンブレムが胴体に残っています。




2007年

 位置が変更されて、再塗装されていますが、ややいい加減な感じです。3空団102飛行隊の垂直尾翼の鯱エンブレムは、消されていますが、形のみクッキリ残っています。 (2007/05/24記)

撮影2007/05/20  吉田家

                                        
無責任な説明板参照


        


◎ 三菱F-1 90-8232
 

1979/12/13 c/n232 航空自衛隊に引渡 第3飛行隊
1994/07 航空自衛隊創設40周年記念塗装
2000/01/07 第6飛行隊で用途廃止
  築城基地に展示 
  陸上自衛隊大津駐屯地へ展示

新しく展示されていますが、結構マーキングは消されています。 (2007/05/24記 吉田家)

撮影2007/05/20  吉田家

 ナンバーどおりの機体であれば、築城基地の常設展示場に航空自衛隊40周年記念塗装で展示されていたものですが、塗装とタンクが違います? 福岡県A8102参照 (佐伯邦昭)



 大津駐屯地の資料館に、大津海軍航空隊当時の写真や比叡山の桜花カタパルト等の写真が展示されていましたが、撮影禁止でした。(2007/05/24記 吉田家)

× 川崎ベルH-13H 30141 

30141の経歴

1961/12/20 c/n228 陸上自衛隊引渡 30141
1976/03/31 用途廃止 退役時 SK
  大津駐屯地に展示  撤去時期不明 

撮影1980/05  KUPANBA
   

 

 

 

ノースアメリカンF-86Dシリアルナンバーの疑問     No

 ロケットランチャーの両側面に154と書いてあります。この機体 14-8222 ではなく 84-8154 ではないかとも思われます。如何でしょうか。(2013/05/22 KUPANBA)

撮影1980/05 KUPANBA


ロケットランチャー左


ロケットランチャー右


 


参考 美保基地常設展示のF-86D 04-8202


ロケットランチャー右 胴体・垂直尾翼のシリアルナンバーと同じ


 

無責任な説明板 2007/05/26     説

「F86-D」なる機名表示からして泣きたい気分です。


 @ABの赤文字は、信頼できる航空ファン三井編集長の手になる数値を記入しておきました。F-86Dには外形の改造がありませんから寸法と重量は全機同じはずです。四捨五入でもなし、なぜ、このような数字を充てるのか理解に苦しみます。

 Cについて、講談社日本語大辞典には「制作=芸術作品などを作ること」「製作=物品・道具などを作ること」とあります。ノースアメリカン社は、まさか芸術品としてF-86Dを生産した訳ではないでしょう。

 Dの赤線部分は、「昭和27年と28年に」と書くべきです。昭和26年(1951)はまだトラブル続出で記録飛行などする余裕はなかったのです。
     1952/11/18 F-86D-20-NA 51-2945 1,124.1km/hの速度世界新記録
     1953/07/15 F-86D-35-NA 51-6145 1,151.8km/hの速度世界新記録 

 Eは、どこを調べて「数機しか残っていない」と判断したのでしょうか。陸上自衛隊駐屯地だけなら土浦、大津、善通寺、北熊本の4機 ですが、航空自衛隊基地に16機、博物館や学校などに5機、合計25機健在だと 思います。10年くらい先のことを想定しているのかな。自衛隊さん 一度インターネット航空雑誌ヒコーキ雲の製作会社別 機名別 索引をチェックしてみてくださいな。

 最高速度と航続距離にも問題があるもののデータの取り方でいかようにも変わりますし、その他の表記の重箱の隅的な問題は不問としますが、いずれにしても駐屯地の看板役を受け持っているのですから、 嘘だけは書かないようにしたいものです。隊内は一事が万事この調子かと思われないように。


2008年 わずかに修正されています

撮影2008/05/11  KUPANBA
 去年の説明板では、機名表示を含めて7項目のミスを指摘しました。それを読んだからでしょうか、今年は、F86-DF-86 Dになり、末尾の1行半ほどが消されています。マニア最前線のKUPANBAさんでなければ気付かないような修正が施されたのです。司令にしてみれば、少々かっこ悪くても予算的に最小限の措置でがまんしてくださいという訳でしょう。

 しかし、寸法のミスや「昭和26年から昭和27年にかけて」という歴史記述の誤りは訂正されていませんし、去年は敢えて書きませんでしたが、最高速度 M 約 0.9という表現もマニア以外の人を惑わせるものであり、最大速度マッハ 0.93もしくは1,150km/hとしておけばいいのではないでしょうか。 (佐伯)